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5月27日生まれのアーティスト

2002年4月25日音楽界に衝撃のニュースが飛び込んできます「レフトアイ交通事故で死亡」・・・

リサ・レフトアイ・ロペス(Lisa “Left Eye” Lopes)1971年5月27日フィラデルフィア生まれ、TLCのラップと作詞担当、生きていれば50歳ですね

 

休暇で来ていた中米ホンジュラスのハイウェイでパジェロを運転中、木に激突、7人の同乗者のうち亡くなったのはレフトアイだけでした

 

レフトアイの名前は、昔付き合っていた彼氏に「左目を細める仕草がかわいい」って言われたのが由来だそうです

 

レフトアイといえば、付き合っていたアメフト選手とケンカしてバスルームにあったスニーカーに火をつけて家を全焼させちゃったり、コンドームの眼帯したり、クレイジーな印象がありますがメンバーは否定しています

 

常に子供たちや狼瘡という病気の為にチャリティー活動をしていて、ホンジュラスの10歳の女の子を養子に迎えていました、エアブラシで絵を書いたり家具を作ったり才能豊かで何でも自分できるスペシャルな人間だったと

 

レフトアイとホンジュラスの関係は、98年のハリケーン”ミッチ”で何千人もの死者を出したホンジュラスを訪れてからこの国に魅せられ、児童福祉センターでボランティアをしたりハーブ療法を学んだりしていました

 

生きていれば50歳、レフトアイのソロデビューでの不仲説やT-ボズの病気などありますが、まだTLCとして活動していたのでしょうか?

 

レフトアイがいないTLCはあり得ないと言ってたT-ボズとチリは、2010年に二人でTLCとしてbillboardに来日していて、2017年にはT-ボズ・チリ(feat. スヌープ2曲)でニューアルバムもリリースしています

そして、知ってました?

2013年にリリースした20周年記念アルバム「TLC20」には「安室奈美恵」が参加しているのを!

名曲「Waterfalls」のレフトアイのパートを歌っています、この安室奈美恵の起用についてレフトアイの家族には知らされていなく、家族は失望しひどく傷ついたそうです

 

 

90年代を代表する女性R&Bグループ「TLC」他にも「アン・ヴォーグ」「SWV」「エスケイプ」など90年代のR&Bは粒揃いですが、やっぱり「TLC」が一番人気あります!

 

 


「LaFace」レーベルのファーストアルバムから、ニュージャックスイングの時代ですね

 


TLCの代表曲で名曲!当時最先端のSFXでPVも話題になりました!

 


このPV好きなんです

 


そして2017年のアルバムからfeat.スヌープ

 

 

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ギブソンの行方・・・

ギブソンの行方

2018年5月「ギブソン倒産」ギター小僧達を騒がすニュースが飛び込んできました!

もう音楽にギターはいらなくなった、ロックがヒップホップに負けた、とかお客さんも色々言ってました

負債約550億、実際にはギブソンの破綻の大きな原因はギターなど楽器製造以外の音響機器会社のM&Aによるものらしいです

 

まずはざっとギブソンの歴史から

このブログを見ている人は詳しい方が多いでしょうし、長くなりそうなのでサクッといいます!

 

創業1894年 「オーヴェル・ヘンリー・ギブソン」がミシガン州カラマズーでマンドリン製作を始める

本社・米国テネシー州ナッシュビル

1952年、フェンダー社の「ストラトキャスター」と共に有名な、「レスポールモデル」をレス・ポールと共同で設計、1950年代後半には「エクスプローラー」「フライングV」など革新的なデザインのシリーズも発表
有名ギタリスト達がレスポールやSGを愛用しギブソンは強い支持を得ます

 

その後パナマの複合企業や他の企業に買収されたり、2012年にはオンキョーが第二位の大株主になり資本提携しているティアックを子会社化し、フィリップスの音響部門の買収など楽器製造以外にも手を広げ負債を抱えていきます

 

2017年にはギターの販売台数低下のため、人員削除と安価なギターの生産拡大に迫られます、そして債務の返却ができなくなり破産を申請する事になったのです

 

現在は既存の債権者から1億3500万ドルの提供と共に投資ファンド会社KKRの傘下に入り、債務再編として収益性の高い楽器製造部門だけを残し、元リーバイスのブランド責任者「ジェームズ・カーレイ」をCEOに向かい入れ立て直しを図っています

 

ジェームズ・カーレイはローリング・ストーン誌のインタビューでその意気込みを語っています

僕は若い頃から音楽に親しみバンド活動をしていた時代もありギブソンに関われたのはとても光栄です、これからのギブソンのヴィジョンは、古き良き物を守って行く「オリジナル・コレクション」と共に、新しい提案「モダン・コレクション」の2種のラインナップをバランスよく組み合わせ、将来的にもたくさんの人に愛されるギターブランドに育てていくと言っています

 

ギター愛の強いジェームズならリーバイス時代に磨いた手腕で歴史あるブランドを生き返らせることでしょう

 

 

100年後もレスポールを弾く若者がいますように…

 

 

 

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「billboard」とは?

ミュージシャンの成功の指標としてビルボードホット100入りがあります

 

「ビルボード連続〇週チャートイン」「トップ50入りした曲」とかグラミー賞と合わせて成功の証としてよく使われますが、このビルボードって一体何なのでしょう?

 

調べたら歴史が古かった…
1894年11月1日「ビルボード・アドバタイジング(Billboard Advertising)」オハイオ州シンシナティで創刊、今から120年以上前に作られていたんです!

創刊当初はサーカスや移動遊園地など巡業の日程を掲載していて、billboard の誌名はその名残りだそうです

1936年に全米のジュークボックスで流れた曲の一覧を発表し、1940年に独自の統計から出した人気チャートページを掲載、1958年シングルの販売とラジオのリクエストなどを集計しホット100の基盤が出来上がります

 

気になる集計方法
チャートの集計方法は時代と共に何度か変更されており、ラジオ主体だとロック系が強くセールス主体だとブラックミュージックが目立つ集計になったり、売れているのにシングルカットされていないとチャートインしない、などなど色々と問題もあり現在はダウンロードとストリーミングのデータ+エアプレイオーディエンスのポイントが主となり集計結果を出しているようです

 

ファンによるストリーミング再生回数のフェイクプレイが問題になったり、デジタル時代の現在そしてこれからも集計方法の試行錯誤は続くと思われます

 

ビルボードトップ100は基本シングルの人気チャートで、カントリー・ブルーグラス・ジャズ・クラシック・R&B・ヒップホップ・電子音楽・ラテン・宗教音楽などジャンルごとのチャートも出しています

 

Billboardは歴史が古く、世界的な知名度と影響力をもつ米国のチャートです、UKはまた別で同じ年でもまったく違う曲がトップ3になっていたりして、比べると面白いですね!

 

前にも特集しましたが、チャートインした日本人アーティスト

  • 1963年、坂本九 SUKIYAKI 1位
  • 1979年、ピンクレディー Kiss In The Dark 37位
  • 1980年、YMO Computer Game 60位
  • 1981年、オノ・ヨーコ Walking On Ice 58位
  • 1981年、横倉裕、Love Light 81位
  • 1990年、松田聖子&ドニー・ウォールツバーグ The Right Combination 54
  • 2016年、ピコ太郎 PPAP 77位
  • 2018年、ソフィー・タッカー ft.ナーヴォ、ザ・ノックス&植野有砂 BestFriend 81位
  • 2019年、プラスティック・オノ・バンド Happy Xmas 42位
  • 2019年、宇多田ヒカル&スクリレックス Face My Fears 98位
  • 2019年、Joji Scnctuary 80位
  • 2019年、Joji Slow Dancing in the dark 69位
  • 2020年、Joji Run 68位

 

こうやって見てみると坂本九の「SUKIYAKI」は本当に凄かったんですね!
オノ・ヨーコさんは日本人なのかなー?とか思ったりしますが、何より2019年から名前が出てくる「Joji」って誰??

 

ちょっと調べて見ましょう!

ミュージシャン名 Joji
YouTuber名 Filthy Frank
本名 ジョージ・楠木・ミラー
1992年9月18日生まれ、兵庫県神戸市東灘区出身
日本とオーストラリアのハーフ
18歳で渡米

全身ピンクタイツで過激な発言をユーモラスに発信する3つのチャンネルを持つ人気YouTuberで、2011年頃から人気が出始めて彼が番組で取り扱った曲がbillboardで1位になったり、インターネットの世界で大きな影響力を持つようになりました

 

ミュージシャンとしては、2014年に「PINK GUY」として活動を始めます、これは自身のYouTubeチャンネルを踏襲したコミカルなキャラでコメディ要素の入ったラップスタイルで、これに並行して「Joji」として真面目な「自分の聞きたい音楽」も始めます

 

2018年、シングル「Yeah Right」をリリース、Billboard R&B songsチャートで23位を記録

同年、アルバム『Ballads 1』をリリース、Billboard Top R&B/Hip Hop Albumsチャートで1位、当該チャートでの1位はアジア系のアーティストとしては初!

 

その後
上記のようにヒットを連発しインターネット界でのカルチャー・アイコンとしての地位を確立しました

 

この人の事全然知らなかったのですが、凄いアジア人がいたんもんだ!
日本にはBTSのニュースは入ってきても、Jojiの事は報道されていません(自分が知らなかっただけ?)

現在はNYブルックリン在住、ロスにも住居があり仕事で行き来しているようです、ストレス誘発性発作をおこす神経障害をもっていてYouTubeを辞めたのこの病気のせいだと言われています

 

 

では、改めてこの偉大な「SUKIYAKI」をお聞きください!

この「SUKIYAKI」の曲名の由来は(有名な話ですが)契約の話で来日したイギリスのパイ・レコードの社長、ルイス・ベンジャミンがお土産でもらったレコードの中に「上を向いて歩こう」があり大変気に入ってジャズリリースを決めた時に日本語タイトルの「UE O MUITE ARUKOU」が分からず悩んだあげく、会食で食べた「SUKIYAKI」を思い出し決定したと言われています

 

 

ミーちゃん・ケイちゃん、若い・・・

しかし、よくこれがアメリカで売れたな・・・

 

 

最近はやっぱりこれですね、日本人ではないですがアジア系でNO.1は話題になりました!

 

1995年にリリース初登場1位、16週連続TOPの記録を持ち、2019年まで打ち破られることがありませんでした、90年代を代表する1曲

 

そしてこの記録を24年ぶりにを破ったのがこれ、19週連続NO.1!

最近のHip Hopはこのまったりした感じのが多いな、他のジャンルのヒット曲もそうだけど、ビリー・アイリッシュとかも・・・

 

「billboard」って偉大ですね!

追伸
「坂本 九」と「ピンクレディー」はリクエストしてもありませんからね!

 

 

 

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5月5日、今日は何の日?

こどもの日!

ですが、今日誕生日のミュージシャンを何人かご紹介いたします!

 

 

【クリス・ブラウン(Christopher Maurice Brown)】

1989年米国ヴァージニア州出身、R&Bシンガーソングライター
2005年に16歳でデビュー、アルバム「クリス・ブラウン」からのシングルカット「ラン・イット!」がBillboard Hot 100 No.1 に輝き「マイケル・ジャクソン」「アッシャー」に並ぶ踊れるアーティストの仲間入りを果たします!

 

 

 

【スティーヴ・スティーヴンス(Steve Stevens)】

1959年ブルックリン出身、様々なミュージシャンと共演したギタリスト
ビリーアイドルのサポートギタリストとして有名ですが、マイケル・ジャクソン、トンプソンツインズ、マドンナ、モトリークルーのヴィンス・ニール、ロバート・パーマーなどコラボしたミュージシャンは限りないです、日本では氷室京介ともコラボしています。

 

 

 

【イアン・マッカロク(Ian Stephen McCulloch)】

1959年英国リヴァプール出身、エコー&ザ・バニーメンのボーカル
1987年にソロ活動のため脱退、そして1997年にエコー&ザ・バニーメンは再始動します。コールド・プレイ、リアム・ギャラガーなどは彼らから影響を受けたミュージシャンと言われていますね
しかし、最近ニューウェーブ系って言葉聞かなくなったな・・・

 

 

番外編
【佐藤 竹善(さとう ちくぜん)】
1963年青森出身、元「Sing Like Talking」
調べてたら出てきたので・・・

 

 

緊急事態宣言で引きこもっているので時間を持て余してます・・・

早くお店開けて皆さんとバカ話ししたい・・・(つくづく貧乏性だと実感します)

 

 

 

あの「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」がご自宅で食べられる【俺のEC】

ワインスクールが運営するワインショップ「カーヴ・ド・ラ・マドレーヌ」

 

 

 

5月3日、今日は何の日?

J.B!! ジェイムス・ブラウンの誕生日です!

「James Joseph Brown Jr.」 1933年5月3日~2206年12月25日(73歳)
サウスカロライナ州生まれ、ジョージア州育ち

「Mr. Dynamite」,「Soul Brother No.1」,「The Godfather Of Soul」,「King Of Funk」,「The Hardest Working Man In Showbiz」など数々の異名を持つファンクの帝王!

1948年に武装強盗罪で逮捕され、釈放後プロボクサーとして活躍するが怪我で断念、その後ミュージシャンとしてデビュー

1956年の初シングル「Please Please please」がR&Bチャート5位、1959年「Try Me」は全米48位 R&Bチャート1位に輝き、60年代に入り全米・R&Bチャートに数々のヒット曲を送り出します!

あまりにも有名なJ.Bですが、欠かせないのが「JB’s」の存在です、ホーンセクションに「メイシオ・パーカー」そしてベースは大好きな「ブーツィ・コリンズ」他にも癖の強いメンバーが揃ってます

JBのファンクサウンドは様々なアーティストに影響を与え続けています・・・

 

 


JBと言えばこれ!「Sex Machine」

 

 


初シングル「Please Please please」

 

 


The JB’s「Same Beat」カッコエエ~!

 

 


番外編、よくこのCM受けたな・・

 

 

この人も誕生日でした!
クリストファー・クロス(Christopher Geppert Cross)
1951年テキサス州出身


この曲名は「Arthur’s Theme」ですが「ニューヨークシティセレナーデ」なんて邦題名が付いているので紛らわしいんです…