「シルクソニック」古式ゆかしき最新の70’s!


ことの始まりは2017年、アンダーソン・パークがブルーノ・マーズのヨーロッパツアーのオープニングアクトを務めたことがきっかけ

 

翌年2018年「ナイル・ロジャース&シック」のアルバム制作現場のセッションで意気投合、シルクソニックの結成に繋がります

 

そして2021年「シルク・ソニック」の始動がアナウンスされ、3月に「Leave The Door Open」が先行シングルとして発表されると、瞬く間に世界中で注目されました

 

この「Leave The Door Open」凄くいい!
70’sのスウィートなフィリーソウルを継承したこの世界観、好きです!

 

シングルリリース間もなく行われたグラミー賞でのパフォーマンスも最高でした!

こちらは「iHeartRadio Music Award」でのパフォーマンス、アンダーソン・パークが魅せます!

 

【Leave the Door Open】

 

ブルーノが80’sのブラコン感漂う「24K Magic」をリリースした時、黒人の血が流れていないことを理由に「文化の盗用」とバッシングを受けました

 

(ブルーノはプエルトリカンの父とフィリピン系の母の間に生まれたハワイアン、アンダーソンの母は黒人と韓国のミックス、クォーターで韓国の血が入っています、パークが朴なのはファンの間では有名なようです)

 

しかし、この2人が生み出す音楽は、古き良きソウルと真剣に向き合った愛を感じます、こんなにストレートに70’sを表現できたのは、2人とも古き良きソウルが本当に好きなんでしょうね

 

 

この「シルク・ソニック」の名は、我が尊敬するブーツィー・コリンズ大先生が名付け親のようです、その昔「ケネス・エドモンズ」という若者に「お前童顔だな!」と言い放ち「ベビーフェイス」が誕生しました

(俺もブーツィーにあだ名をつけてもらいたい…)

 

ブーツィーは現在自身の音楽活動はやめて、裏方のプロデュース業や新人育成に力を注いでいます

 

ブーツィーの他にも強力なサポーターがいて、プロデュースはブルーノと「Dマイル」この人は「H.E.R」のプロデュースでグラミー賞の最優秀楽曲賞を受賞している脂の乗っている方です

 

そして朴さんの所属するレーベル「アフターマス」は大御所「Dr.ドレー」が率いる老舗レーベル、相談役としてアドバイスを頂いたと言われています

 

完全なバックアップ体制の元、70’sらしく生演奏一発録りのこだわったアルバム作りは一聴の価値ありです!

 

最近の音楽はよく分からん、おもんない!
何て言っているそこのおじさん、ブラコン好きなら一回聞いてみて!

 

シルクソニックはスウィートだけじゃない「Fly As Me」

 

 

唯一無二のブーツィーの声が印象的「After Last Night」

 

 

「Smokin’ On the Window」

 

 

リズムギターがカッコいい!ブルーノ単独プロデュースの「777」

 

全9曲収録のアルバム、全部いいです!