テクノミュージックの先駆者「クラフトワーク」の創設者の一人「フローリアン・シュナイダー」さんが4月に癌で亡くなったと5月6日に報道されました、73歳の誕生日を迎えてすぐの事でした。
西ドイツでクラシックミュージックを共に勉強していた「ラルフ・ヒュッター」と出会い、1970年に「クラフトワーク」を結成、自作の電子楽器を操りその実験的なサウンドはエレキトリックミュージックのパイオニアで、彼らがいなければ「Y.M.O」の出現もなかったかもしれないし、幅広いジャンルに多大な影響を与えたアーティストであることは間違いないです。
2019年に来日しオーチャードホールでライブがありました、この年も色々なアーティストが来日しましたが、その中でも観たかったのがこの「クラフトワーク」と「ジョージ・クリントン」でした。全然毛色の違うアーティストですね、ジョージ・クリントンは高齢のため最後の来日とのことだったので生きている間に観たかったです…
去年のクラフトワークのライブは音と3Dビジョンを駆使したステージになっていたようで、本当に観たかった!でもすぐにチケットは売切れ…追加公演もあったようですが行けませんでした。
クラフトワークと言えばコンピューターとシンセサイザーですが、昔のライブを見ると大掛かりなステージですが、今はラップトップだけのシンプルな構成です。
このPCも本当に必要なのかどうか分かりませんが、テクノっぽくていいですね!
コンピューターを使って自己表現をしていた「フローリアン・シュナイダー」は、いつでもどこでもスイッチひとつで音楽が聴ける現在を予測していたのでしょうか…
ご冥福をお祈りいたします。