日別アーカイブ: 2021年8月7日

2021年追悼特集

2021年7月29日「ZZ TOP」のベーシスト「ダスティ・ヒル」が亡くなりました、今年も音楽界の巨匠達がこの世を去っています

そこで、惜しくも2021年に亡くなられたミュージシャンを振り返ってみます

 

 

 

1月22日
「ジェイムス・ピューリファイ(James Purify)」76歳
R&Bデュオ「ジェイムス&ボビー・ピューリファイ」
新型コロナの合併症により亡くなりました

1965年、5歳年上の従兄ボビー(ロバート・リー・ディッキー)とデュオとして歌い始め、1966年のデビュー・シングル「I’m Your Puppet(恋のあやつり人形)」はビルボードポップチャートに14週に渡りランクインし、「ディオンヌ・ワーウィック」「サム&デイヴ」「ボックス・トップス」「マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル」「ヨ・ラ・テンゴ」「ボビー・ウーマック」「クリフ・リチャード&パーシー・スレッジ」など数多くのアーティストにカバーされオールディーズの定番になっています

 

 

 

2月2日
「ダニー・レイ(Danny Ray)」85歳、ジェイムス・ブラウン・バンドの名MC ”伝説の「マントマン」

1960年から2006年のクリスマスにジェイム・スブラウンが亡くなるまで46年間付き人としてキャリアを全うしました

ヒット曲「Please, Please, Please」の中でJBにスパンコールのマントを被せていたことから「マントマン」と呼ばれ親しまれていました

 

 

2月8日
「メアリー・ウィルソン(Mary Wilson)」76歳、「ザ・シュープリームス」のオリジナルメンバー

1960年代にモータウンで最も成功したグループ

シュープリームスが全ての黒人アーティストに与えた影響は多大で、音楽大国アメリカでの白人社会の中で成功する道を切り開いたパイオニアでもあります

 

 

2月9日
「チック・コリア(Chick Corea)」79歳

伝説のジャズ・キーボーディストでフュージョンの草分け的存在、60年近いキャリアで23度のグラミー賞受賞歴を誇る

「ハービー・ハンコック」「マイルス・デイビス」など数々の巨匠と共演し、ジャズ以外にもクラシックやラテンなどにも取り組んでいました

チック・コリアはデビューから約50年以上毎年最低1枚、多い時は2~3枚のアルバムをリリースしてきました、音楽活動における創作意欲は衰えることが無かったのでしょう、音楽愛を感じます

 

 

2月16日
「プリンス・マーキー・ディー(Prince Markie Dee)」52歳
ザ・ファット・ボーイズ(The Fat Boys)の創設メンバー、死因は明らかにされていません、53歳の誕生日を翌日に控えていた先の訃報になりました

1980年代オールドスクールを代表するラップグループの一つ、「クール・ロックスキー(Kool Rock-ski)」「バフ・ラブ(Buff Love)」の3人からなるトリオ

その名の通り大きな体とユーモラスなキャラクターが売りで「バフ・ラブ」のヒューマンビートボックスが特徴的でした

7枚のアルバムをリリースし、最初の3枚のアルバムは「カーティス・ブロウ」プロデュースで全てヒットしました

 

 

2月17日
「U・ロイ (U-roy)」78歳

伝説的レゲエDJ、1960年代から活躍しレゲエにおける「トースティング」という技法を完成させた一人として知られています

「トースティング」とはリズムやビートに乗せてリズミカルなスピーチを行う手法で、後にヒップ・ホップやラップに大きな影響を与えたと言われています

 

 

3月2日
「バニー・ウェイラー(Bunny Wailer)」73歳、「ザ・ウェイラーズ」のオリジナルメンバー

 

レゲエ界最高のグループ「ボブ・マーリー」「ピーター・トッシュ」らのオリジナル「ウェイラーズ」の最後の生き残りがこの世から去ってしまいました

 

 

 

4月9日
「DMX」 50歳
1998年デビュー、5作連続全米アルバムチャートNo. 1を記録!

 

複数のドラック摂取で心臓発作をおこし病院で治療中に亡くなりました

90年代DMXの影響力は多大で文化的にも重要なラッパーで、多くの売れっ子を抱えるDef Jamの中でも光り輝いていました

 

 

 

4月19日
ジム・スタインマン(Jim Steinman)73歳
エア・サプライ、セリーヌ・ディオン、ボニー・タイラー、ミート・ローフなどを手掛けたソングライター兼プロデューサー

 

数々の名曲を生み出し、1983年にはボニー・タイラーの「Total Eclipse of the Heart」とエア・サプライの「Making Love Out of Nothing At All」が全米シングルチャート1位2位を3週連続チャートインという快挙を成し遂げました

 

 

 

4月22日
「ショック・G(Shock G)」57歳
「デジタル・アンダーグラウンド」の創設者でリーダー、フロリダのホテルで遺体で発見される、死因は不明

80年代〜90年代にカルフォルニアのラップシーンに強い影響力を与え、若かりし頃の2パックを世に送り出したことでも知られています

「デジタル・アンダーグラウンド」はPファンクのサウンドをバックトラックに使用することも多く、Pファンクの後継者と言われた時期もありました

「ショック・G」はプロデューサーとしても手腕を発揮し「2パック」はもちろん「D r.ドレー」「プリンス」などとも長年にわたりサポートしてきたようです

 

 

 

5月29日
「B・J・トーマス(B・J・Thomas)」78歳
米ポップ・カントリー歌手

1969年、アメリカ西部劇の名作「明日に向って撃て!」のサントラ「Raindrops Keep Fallin’ On My Head(雨にぬれても)」が販売直後200万枚のセールスで大ヒット!1968年の「Hooked On a Feeling」など数々のヒット曲で世界中で7.000万枚以上を売り上げています

BJトーマスは今年3月にステージ4の肺がんであることを公表していました

 

 

 

6月29日
「ジョン・ロートン(John Lawton)」74歳
元ユーライヤ・ヒープのボーカリスト

 

1976年〜1979年までユーライヤヒープのフロントマンとして活躍していました

病気を抱えてはおらず死因は公表されていません

 

 

 

7月14日
「ジェフ・ラバー(Jeff Labar)」58歳
ハードロックバンド「シンデレラ」のギターリスト

 

1985年にシンデレラに加入してからギタリストとして在籍していて、日系人ということもあり日本のファンからも親しまれていました

 

 

 

7月26日
「ジョーイ・ジョーディソン(Joey Jordison)」46歳
メタルバンド「スリップノット」の創設メンバーでドラマー兼作曲家

 

2013年に「スリップノット」を脱退、横断性脊髄炎という神経疾患で脚が動かなくなってしまったのが脱退理由だったと後に公表しています

ロブ・ゾンビやメタリカ、コーン、ミニストリー、オーテップ、サテリコンなどのメタルバンドと共演、数々のアーティストのアルバムでドラマーとして参加するなどセッションドラマーとしても知られていました

 

 

 

7月28日
「ダスティ・ヒル(Dusty Hill)」72歳
テキサスのブルース・ロック・トリオ「ZZトップ」のベーシスト、自宅で眠っている間に亡くなり死因は公表されていません

 

7月16日から全米ツアー「A Celebration With ZZ Top」をスタートさせたばかりで、股関節に問題を抱えていたヒルは23日のステージは欠席しました

3人が濃いサングラスをかけ、フロントマン2人は長いひげを生やしたキャラクターが象徴的でした、残されたメンバーはダスティの意思を継いでバンド活動を続けていくと公表しています

 

 

 

7月31日
「チャールズ・コナー(Charles Connor)」86歳
リトル・リチャード、ジェイムス・ブラウン、サム・クックなどのドラマーとして活躍

 

娘はコナーを「偉大な父親」と呼びこう讃えています
「父は、ロックンロールというジャンルを創り上げた、職人のようなドラマーの一人でした。1950年代には多くの伝説的なミュージシャンの後ろで演奏していました。彼は愛すべき祖父であり、家族をとても誇りに思っていて、ロックンロールへの貢献をとても誇りに思っていました」

 

 

 

安らかなる眠りをお祈りいたします

 

 

 





 

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