日別アーカイブ: 2018年11月1日

ホームレスから…【フィリピン・ドリーム】


現 Journey のボーカル「アーネル・ピネダ」本当にスティーブペリーにそっくりですよね、来日時のコンサートの評判も良く皆さん大満足だったようです
映画にもなった彼のサクセスストーリー、ざっくりと紹介します

1967年9月5日生まれ(51歳)
フィリピンマニラ市

4人兄弟の第一子として生まれ、母親の影響で子供のころから歌唱コンクールに多数参加
アーネルが14歳の時に母親が病気で死去、一家は多額の借金を抱えアーネル以外は親戚に預けられる、その後約2年間路上生活者になりベンチなどに寝て廃品回収でわずかな収入を得て暮らしていたが、アーネルはどん底生活でも将来について楽観するよう努めていた

15歳の時、地元のバンドのボーカリストになりいくつかのコンテストに出場し注目を集める
1991年にタレント・エージェンシーの目に止まり、数年間香港のレストランで週6のライブをこなすが、恋人との破局で麻薬中毒になり帰国
2006年に比国のテレビディレクターやタレントマネージャーの後押しもあり「ザ・ズー」を結成、デビューアルバム「ズーロジー」を発売

【ジャーニー】
2007年ザ・ズーがジャーニーの「Faithfully」をYouTubeにアップ、当時ヴォーカリスト不在で低迷中のジャーニーのニールショーンが偶然発見し衝撃をうけアーネルに連絡を取ったが、アーネルは最初悪戯だと思い相手にしなかった
友人の助言で本物のニールだと知ると慌てて連絡を取り、サンフランシスコへオーディションに行き見事ジャーニーのボーカリストに大抜擢される

40歳まで夢を諦めなかったアーネル、いつまでも夢を諦めてはいけませんね
彼の才能と精神を称えます

追記
アメリカへの入国の際、ジャーニーのオーディションを受けに来たと答えると、じゃあ「ホイール・イン・ザ・スカイ」を歌ってみろと言われ、一節歌ったところあっさり入国を許可されたという事です