日別アーカイブ: 2018年10月25日

洋楽トリビア 【マイケル】

80年代はPVの創成期、1981年にMTVが開局し当時日本の若者達が食い入るように見ていました(うちのお客様達です)

MTVを一躍有名にしたのは、そう! ”KING OF POP マイケル・ジャクソン” です!
13分以上でショートムービーのような構成と演出で世界的にブレイクした「スリラー」この後どのアーティストもPVにストーリー性を求め、数々の名作が作られます

スリラーが世界的にブレイクしたのは事実ですが、その前にPV界に衝撃を与えた作品「Beat It」があります(邦題:今夜もビートイット)

これがなければスリラーもなかった…
今では当たり前になっているミュージカルのように大勢のダンサーが一斉に同じ振りを躍るシーンは衝撃的なカッコ良さでした!
このPVが当たり、次作のスリラーに繋がります

Wマイケル!このダンスシーンを作り上げた立役者の2人、1人は当然「マイケル・ジャクソン」もう1人はこの後スリラーの振り付けも担当した「マイケル・ピータース!」

PVの内容は2組のギャング団の争い、その中の白い革ジャンを着た強面のボスがマイケル ピータースです!

この人は他のPVにも出演しています、ライオネルリッチーの「Hello」
ビデオの中で盲目の女性にダンスを教えています、ビートイットと違い優しい感じ

洋楽PV創成期に貢献した2人「マイケル・ジャクソン」「マイケル・ピータース」既に2人とも故人、ピータースは1994年46歳の若さでエイズにより亡くなっています

追記
「Beat It」には無駄な暴力で大切な命を捨てないで欲しいといったメッセージが込められていて、マイケルは信憑性を持たせるため「Crips」と「Bloods」LAのアフリカ系アメリカ人の本物のストリートギャング80人を登場させています
一触即発の現場だったようです…