Queenを象徴する「Queen Ⅱ」のポートレートを撮影したRockフォトグラファーの「ミック・ロック」さんが11月18日に78歳で永眠しました
「ブライアン・メイ」「レニー・クラビッツ」「ジョーン・ジェット」「スラッシュ」「ブロンディ」など数々のミュージシャンが哀悼の意を表し、ポートフォリオを見ると他にも「デヴィッド・ボウイ」「ボブ・マーリー」「アンディ・ウォーホール」有名アーティストが並びます、ロックが大物フォトグラファーだったのが窺えます
ロックさんの死からアルバムジャケットの重要性について考えてしまいました
今や死語になった「ジャケ買い」
80’s世代はみんな経験したことあるであろうこのギャンブルにも似た行為、大体外れるんだよね・・・
でも楽しかった!絵画を買うような所有する喜びと、針を落とすまで分からないドキドキ感、当たった時の喜び!
現在はサブスクで配信される音楽、アナログではないデジタルデータはアルバム一枚を通して聞くことはせず、アルバムのアートワークも関係ない、いつの間にか慣れてしまったこの感覚も気が付くと寂しいものです
アルバムジャケットはアーティストのこだわりや商業的戦略などアルバムの世界観を表すものでした、今でも忘れられないジャケットってありますよね
かつては日本人アーティストが起用され話題になったのもありました
横尾忠則・SANTANA
長岡秀星・EW&F
ELO
この独特の世界観がアーティストのイメージとなり、商業的にも重要でした
「In The Court Of The Crimson King」
「PINK FLOYD」ATOM HEART MOTHER
ディープインパクトな2枚!
個人的に好きなアルバムジャケット「Michael・Jackson / Dangerous」
アートワークは当時新進気鋭のイラストレーター「マーク・ライデン」によるものです、見れば見るほど発見がある飽きの来ない作品
どこでも気軽にPVが見られなかった当時と違い、YouTubeから配信される音楽は動画自体が表現の場になっていて、アーティストの表現の幅が広がり、これもまた面白くはあります
イントロの無い楽曲
最初の5秒で24%が離脱、30秒で35%、最後まで聴く人は50%…
これは、サブスクの音楽配信サービスのデータです、いきなりボーカルから始まらないと離脱されるためイントロは無し
商業的には仕方ないし、確かに自分もイントロは早送りする事多いです
70年代、80年代はイントロで20秒〜30秒なんで当たり前で、イントロからのドラムやボーカルの入りがカッコ良いい!なんて言ったりしてました
「Deep・Purple / Lazy」
長過ぎじゃない?
名曲「Hotel California」
たっぷり50秒ほど聴かせます、ドラムの入りがいい!
技術の進歩で音楽が変わる、フォトグラファーの死からこんな事を考えてしまいました…
「イントロドン!」「B面」これも死語?